特殊小型船舶操縦免許とは、ジェット・ジェットスキー・水上バイクの操縦、ウェイクボードのトーイングなど、ジェット・ジェットスキー・水上バイクを操縦するための免許です。
自動車の免許を取得されている方ならお分かりいただけるかもしれませんが、自動車の免許を取得しても自動車と原動機付自転車(50㏄)の運転しかできません。
オートバイを運転するためには小型限定普通二輪免許 (125㏄以下)や普通二輪免許 (400cc以下)といった別の教習を受講し合格する必要があります。 水上も同じように、小型船舶操縦(1級・2級)の免許を取得してもジェット・ジェットスキー・水上バイクの操縦はできないことになっているため、特殊小型船舶操縦免許の取得が必要なのです。
小型船舶操縦免許の制度(国土交通省):https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_fr10_000007.html
特殊小型船舶操縦免許を取得するためには、国家試験に合格するか、国土交通省に登録されている登録教習所で専門のコースを受講する必要があります。 そこで今回は、関東や東京エリアで免許を取得し、ウェイクボードのトーイングやツーリング等、ジェット・ジェットスキー・水上バイクを楽しみたい方に向けて、取得の流れや注意点をご紹介します。

モーターボート等を操縦するためには1級小型船舶操縦免許又は2級小型船舶操縦免許を取得する必要があります。 一方、ジェット・ジェットスキー・水上バイク等を操縦するためには特殊小型船舶操縦免許を取得する必要があります。
特殊小型船舶操縦免許は対象となる船舶の種類や取得可能年齢、操船できる海域等、小型船舶操縦免許(1級・2級)と異なる部分があります。 また、特殊小型船舶操縦免許を取得したからといって、ボートを操縦できるわけではありませんので、その点についてもご注意ください。
ちなみに小型船舶の種類や操船できる海域、免許が不要な船舶は国土交通省のホームページに掲載されています。 以下の通り分かりやすい図で示されていますので、ご確認ください。
小型船舶操縦免許の制度(国土交通省):https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_mn10_000006.html
ジェット免許・ジェットスキー免許・水上バイクで操縦することが出来る船舶の種類は、全長4メートル未満、幅1.6メートル未満のものです。 また、操縦方式は自転車やバイクと同じハンドルバー方式のものであり、エンジンはジェットポンプ駆動(内燃機関)です。
取得可能年齢は、2級小型船舶操縦免許(限定)と同様に16歳からです。 免許を取得してから5年間は有効ですが、自動車の運転免許と同様に更新が必要となります。 自動車の運転免許は、誕生月が更新月日と連動しているため失効する方は少ないですが、特殊小型船舶操縦免許は取得月が基準となるため、失効してしまうケースが多い傾向にあります。
特殊小型船舶操縦免許で航行可能な水域は、湖岸や海岸から2海里(約3.7㎞)と定められています。 海里とは、世界中で共通の距離として使用されているもので、1海里は約1,852mを指します。

ジェット免許。ジェットスキー免許・水上バイク免許(特殊小型船舶)取得後の楽しみ方には様々な種類があり、道路では感じることのできない水上ならではのスピード感を味わうことや、湖岸や沿岸から少し離れたところで釣りを楽しむこと等です。 また、トーイングと呼ばれるジェット・ジェットスキー・水上バイクと結ばれたロープで引っ張られることによるアクティビティを体験することもできます。
皆さんも一度は見かけられた光景かも知れませんが、人間が泳いでいる海域でスピードを出している水上バイク(特殊小型船舶)もありますが、ルールやマナーを無視する遊び方は避けましょう。 また、安全第一を考え、ライフジャケットの装着は徹底しましょう。
特殊小型船舶操縦免許の取得方法でおすすめな方法をご紹介します。
独学で勉強を進めることが苦手な方や費用を気にされない方は指定教習所で専門のコースを受講されることをおすすめします。
ジェイス関東(一般財団法人 日本船舶職員養成協会関東)は、設立から60年が経過し、これまで教習事業の品質向上に取り組んでいます。 また、現在も経験豊かな教員が受講生の立場に寄り添いながら、誠実な教習、講習の提供に努めています。
試験内容や勉強方法、受験費用は以下の通りとなり、関東圏や東京在住の方にとっては、取得しやすい環境を整えています。 事務所や会場も神奈川県と東京都に構えているため、非常にアクセスの良い場所となっています。 そして、50名を超える講師が在籍しているため、取得のための受講スケジュールも豊富にラインナップされています。 関東や東京エリアで特殊小型船舶操縦免許の取得を考えておられる方には、安心できる協会です。
取得までの流れ:受講資格確認 → 申し込み → 学科1日 → 実技半日
学科試験・実技試験(修了審査)は、登録教習所(JEIS関東)専門のコースを受講すると、ほとんどの受講者は合格します。 しかし、受講資格や実技試験は細かく規定されていますので、以下の点に注意しましょう。
基本的には、合格率が90%を超える免許ですが、上記のような注意点があることも事実です。 せっかく受講するのですから、1度目で合格できるよう万全の準備をしておきましょう。
そのほかにも注意点はあります。 全国的な傾向として、夏前になると受講者数や受験者数が増加する傾向があります。 この現象は当然ですが、各受講会場や受験会場のほとんどが予約制となっていますので、繁忙期を避けることをおすすめします。
ここ数年でスポーツの競技人口の割合が少しずつ変化しています。 スポーツの競技人口は少しずつ増えていますが、この要因として考えられるのは、東京オリンピック・パラリンピックです。 オリンピックやパラリンピックを観戦したことがきっかけとなり、スポーツの競技人口が増えたと言われています。
しかし屋内外別の統計を見ると、「屋内スポーツの競技人口」は微減、「屋外スポーツの競技人口」は微増しています。 この要因の一つとして考えられることは、やはり数年前に大流行をした感染症にあります。 屋内での競技は、屋外での競技に比べ感染症のリスクが上がりますので、少しずつではありますが、これまで屋内で競技をしていた方が屋外での競技にスライドしていると考えられます。
令和6年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」の概要(スポーツ庁):https://www.mext.go.jp/sports/content/250313-spt_kensport01-000040805_02.pdf
この傾向は、水上でのスポーツにも影響しています。 冒頭でもお示しした制度の下段には、小型船舶操縦免許受有者数も掲載されています。
小型船舶操縦免許の制度(国土交通省):https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_mn10_000006.html
ご覧いただいた通り、令和3年3月末から令和7年3月末までの間、免許受有者数は毎年増えています。 この数字から、湖や海におけるスポーツの競技人口も増加傾向にあることがお分かりいただけると思います。
国内の総人口は減少し、少子高齢化は進んでいますが、一方で湖や海におけるスポーツの競技人口が増えているといった現象が生じていますので、今後ますます増加していくと予想されます。
ジェット免許・ジェットスキー免許・水上バイク免許(特殊小型船舶操縦免許)を取得することにより、楽しめる範囲は広がりますので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。